shopifyで構築で失敗しない

こんにちは。株式会社アプロ総研代表取締役の李重雄です。

先日、東京出張でリアルイベントに参加してきました。オンラインで効率的に実施する事も大事ですが、李重雄はやはりリアルにお会いするのが楽しいです。

コロナももう少しで落ち着くと信じて、色々と活動していきたいと思います。

shopify構築でのトラブル増加中

アプロ総研にご相談を頂く案件の中で、他社にてshopify構築をお願いしたがヘルプして欲しいと言われる事が増えてきました。

これまで一番ビックリした相談では、カートに入れるボタンを押下すると画面が真っ白になってしまい購入出来ない状態になっていました。お客様が購入の意思がある行動です。それなのに購入できない状態です。怖いですよね。

皆様のshopifyでも構築トラブルが発生すると起こりうる事です。今回はそのようなトラブルを未然に防ぐ為に気を付けるポイントをご説明いたします。

解決方法が一番簡単な方法は、アプロ総研に相談頂く事です(笑)
営業かよ!って突っ込みは無しでお願いします。でも、これは結構本気です。

shopify構築ですが、上から下に水を流すと考えてみてください。上流でも水の流し方を間違えるととんでもない事になります。本来必要な部分には水が流れなかったり、必要以上の水が流れきたりします。

shopify構築では上流工程がとても大事になります。上流工程での相談ですが、アプロ総研に発注しない場合でもかまいませんのでご相談ください。
相談はこちらからお願いします。

shopify構築での注意点7か条

気軽に相談くださいと言いましたが、相談は恥ずかしい方もいらっしゃると思います。shopify構築を行う時に気を付けて頂きたいポイントを説明します。

1.注文後のフローは決まっているか

shopify構築で見え方のデザイン周りを気にされる事が一番多いと思いますが、李重雄が一番に聞く事は注文後のフローです。ECサイトは商品を販売するだけでなく、お客様に商品が届き代金を回収するまでがECサイトです。
商品の注文確認作業、配送会社の選択、クレジット決済の入金確認などまでをshopify構築中に意識してください。

2.サイトオープン後のCSサポート

shopify構築で良く忘れられる部分です。ECサイトを構築するので、サイト完成後には運用に入ります。お客様から問い合わせが来た時の対応ルールも構築時に決める事を推奨します。普通にリアルにお店をオープンして、スタッフが誰もいないお店をオープンする事と同じです。最近は無人餃子販売店があるよ!みたいな突っ込みは無しです(笑)
メールと電話での対応があるので、最初は多くないと思います。想定問答集を作るな事前準備をお願いします。

3.shopify構築ではテーマ決定が重要

shopifyのテーマに関する考え方は色々とあります。アプロ総研は前提条件としてノーコードを推奨しています。その場合はテーマ決定はとても大事です。
例えば簡単に出来そうなニュースの表示の仕方などを変更したいと言われても実現できない事があります。
テーマを選ぶ時は、実際にインストールして操作する事を推奨します。デモサイトでは掲載されていないセクションがあったりします。実際に触ってみるのが一番です。
shopifyですが、テーマですが有料、無料テーマに関わらずテスト環境を触ってみる事ができます。
李重雄の推奨ですが、新規オープン時は無料テーマの「Dawn」で充分だと思います。
https://themes.shopify.com/themes/dawn/styles/default

ちょっと脱線ですが、アプロ総研がノーコードを推奨してる理由
ECサイトは構築する事が目的ではありません。お客様から商品を購入して頂く事が目的です。作って終わりでなく、末永く運用を行っていく必要があります。
運用を行う間、ずっと業者にお願いをするとお金がかかります。アプロ総研としては、ずっとお願いして欲しいですが。。。
自社のリソースだけで運営したり、ITの詳しい担当者が長期不在の時があったりします。色々とカスタマイズされていると運用が大変になります。メンバーが入れ替わったり、業者変更したりしながらも長い付き合いをするのがECサイト運営だと思っています。
極力シンプルに運営する事が正しいと思っていますので、一つの目安としてノーコードを推奨しています。

4.ノーコードで行くかどうか

Shopifyでは「Liquid」という言語を使用しています。「Liquid」を変更する事で自由なカスタマイズが可能になります。ECサイトを構成する為に沢山の「Liquid」ファイルがあります。そのファイルを編集するかどうかを決めてください。
これによって、自由度が大きくかわります。アプロ総研はノーコードを推奨しているので「Liquid」の編集はしないようにしています。ただ、編集して良い部分もあるので、ご注意ください。
自由な編集を出来る事をとるか、今後の運用を考えてノーコードでいくか決めてください。

5.写真は用意が出来るか

写真の種類は大きくわけて二つあります。イメージデータと物撮りデータになります。
李重雄の個人的な見解ですが、新規でネットショップをはじめるなら最初はプロに撮影を頼む事を推奨しています。いまの時代、スマホがとても進化しています。スマホでもプロ並みの撮影ができるようになっています。ただ、プロには敵いません。それならプロに頼む事をおススメします。
イメージ写真を素材集から用意する事もあります。ただ、どうしても商品に一番合うイメージ写真は撮影する事が一番だと思います。

毎回プロに頼むと思ったよりコストが発生します。イメージをよくする為にモデルをいれる場合はモデルさん以外にもスタイリストさん、ヘアメイクさんなども必要になったりします。思ったよりコストがかかっちゃいます。大きなプロの撮影は年1回程度と考えて頂くと良いと思います。


6.責任者は誰なのか

shopify構築で意思決定するのが責任者の仕事だと思います。結構全員がボールを握っていない事があったりします。複数メンバーで構築している場合は要注意です。
みんながサボってる訳ではありません。全員が真面目にやってるのに、おかしくなる場合がございます。その時は責任者に問題があります。

部下が勝手にやったとしても任命責任があるので、指名したアナタの責任です。すいません。この一行はちょっと恰好よく言ってみたかっただけです(笑)。

7.構築より運営が大事

ECサイトは構築完了がゴールでなく、スタートです。新規でECサイトを持つ事で売上アップ、顧客満足度アップなど色々な試練が待っています。
EC業界での成功は狭き門を言われていますが、成功する方法は必ずあります。最後まで諦めず、突き進んでいきましょう。困った時はアプロ総研が伴走します。

「はじめてEC」はお客様が成功する為のサービスになっています。アプロ総研に皆様の成功を伴走させてください。

まとめ

大変な時期ですが、EC業界は成長産業だと言われています。華々しいい事が沢山あります。NEWSでも凄い成功事例を色々と目にします。
その中で苦労してる個人様や企業様がほとんどです。

せっかくEC業界に飛び込んできた仲間の皆様に失敗してほしくないです。
少しでも今回の内容が参考になって、良いスタートダッシュが出来ればと思っています。

皆様に幸あれ!

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