ECモールとは?

こんにちは!

需要が高まるECの基礎知識、「ECモール」とは何かということを初心者様向けにお話しします。

もうECにずぶずぶにはまってますよ!って人には、退屈なお話かもしれないです。本当に初心者様向けです!(たぶん)

ECサイトの特徴を理解して、EC事業を大きく成長させていきましょう!

ではスタート!

ECモールとは?

ECモールとは多くの企業や商店がECサイトに集まった仮想的な商店街のことを指します。

もう名前の通りにイメージしていただいて問題ないです。皆さんのお住まいのお近くにイオンさん等のショッピングモールがないでしょうか?それがWEBで展開されているイメージです。しかし、インターネット上での話なので、1つのモールに対してその店舗数は莫大です。リアルのモールの比ではありません。

例えばどんなところがあるかというと、

・楽天市場

・Yahoo!ショッピング

・ZOZOTOWN

auPAYマーケット

・&mall

・Qoo10

などになります。

このご時世ですから、上記のモールでお買い物をしたことがある方も多いと思います。

私もYahoo!ショッピングでpaypayポイントを貯める日々を過ごしています。

これからECをはじめようと思うという方は、今はやりのD2Cを始めるべきなのか、こういったモール型に出すべきなのか、とても迷われると思います。

どちらも特徴がありますので、そちらの話をいたします。

モール型ECサイトの特徴

それぞれ特徴を、コスト・集客の2軸に分けてお話します。

まずはコスト。

例えば楽天市場に出店しようと思うと、プランにもよりますが大きめの固定費がかかります。大体2万弱~10万円くらいの間です。

これだけだったら大したことないのかな?って感じますが、システム手数料という変動費が入ってきます。

売上金額に応じた売上手数料やその他システムの利用に関わる手数料、忘れてはいけないポイントなど、これがなかなかにいい値段します。

ざっくりいうと結構かかります。最近は物流費も高騰しているので、利益率を高く見積もらないとたくさん売上をあげてるのに赤字になるケースもあります。楽天の手数料関係は始める前にしっかり確認しておいた方がよいでしょう。

下記、関連記事です。当時は、ぐわああああああああ( ゚Д゚)とスピード重視の勢いで書いているので、よみにくい点はご了承ください・・・。

近いうちに書き直しすることをお約束します。(たぶん)ごめんなさい。

関連記事:https://www.apro-soken.co.jp/column/rakuten/rakuten-commission.html

ちなみに今は例で楽天のコストの話をしましたが、もちろんその金額はモールにより異なります。

Yahoo!ショッピングは、楽天で言ってた固定費がありません。ついでに言うと売上手数料も無料です。ただ、他の手数料はかかってきますので、楽天よりは大幅にコストを下げて運営できるかもしれませんね。

ただ、楽天とYahoo!で流通総額もかなり違うので、そこの差は売上に表れてきます。

次に集客。

ECモールに出店する場合、ここが一番のポイントです。

経験上結構ニッチな商品で、出店したてほやほや店舗であっても、さっくり100アクセス近くは来たりします。

どこから来たのって思いますが、これがモール(※ここでは楽天)の力ですよね、すごい。

これで転換率が1%以上あれば1件売れてる計算になりますよね。(転換率=売上件数÷アクセス※UU×100)

こんな感じにモールに出店するメリットとして一番大きいのは集客面です。リアルの〇〇ショッピングモールみたいなところに買い物に出かけたさい、お目当てのものが売っている店舗でなくても、全然名前も知らない聞いたこともない店舗でも、おや、あれはなんだ?と少しでも目を引くものがあれば、入店してしまいますよね。

そういった強さがモールにはあります。楽天市場で買おう!Yahoo!ショッピングで買おう!って人がそもそも存在していることは大きなアドバンテージになります。

あとはその中で戦っていかなければならないのですが、

価格競争やポイント、クーポンなどの訴求勝負の末、赤字になったりしちゃう弱みもあります。

また、広告の入稿なども簡単です。モール内の広告に限ってはしまうのですが、検索連動型広告なんかも、自社ECサイトで対応しようと思うと結構複雑になります。

ちょっと最後にもう一つ。

ECモールに出店すると、やはり店舗の独自性を出すのが難しくなります。

モールはモール独自で集客対策を行いますので、それに乗っかって対策をしていかないと売上も上がりにくいですし、ECモールのルールにも乗っ取らないとペナルティを与えられてしまう可能性もあります。

それだけでなく、店舗で購入してくれたエンドユーザーの顧客情報、これは基本的に楽天が所有することになるので、企業としてお客様のリストとして保持をするには不十分な情報しか与えられません。

一方自社ECサイトとは

一方、自社ECサイトはどのような特徴があるのでしょうか。

先ほど、コストと集客、あとちょっとおまけで独自性が出せない、顧客リストがたまらないという話をしましたが、

これの逆を行くのが、自社ECサイトです。

サーバー代やECプラットフォームへの月額料金はかかってくるにせよ、売上に応じた手数料やその他のシステム利用料がかかることがなく、ECモールに出店するよりも大幅にコストを抑えられます。

しかし、それだけではダメです。自社ドメインのECサイトには人が勝手に集まってくることはありません。

販売している商材に関連する検索ワードでSEO上位を取れるようにしないといけないとか、集客のためにWEB広告を打たないといけないし、折角きてくれたお客様へリピートしてもらえるようにサンプルやプレゼント等を用意したり・・・

これらのことにコストがかかってきます。初動は特にです。

結局大して売れなかったのに、広告費だけ異様にかかってしまったという結果になることもあります。

コストが安いので利益率がいいと言っても、本気でやろうと思えば思うほど初めはやはり集客に苦しみコストがかさみます。正直に言うとモールに出すより全然かかってくるのではないかなと思います。(モール次第、モールで行う施策次第なところはもちろんあります)

ですが、初動でかかる費用を回収できるところまで来たら、無敵ですよね!中長期的にみると自社ECサイトの方が多く利益を残すことができます。

独自性という面でもモールに縛られないので、好きなようにサイトも作れて施策だって好きなようにできます。独自性をどんどん高めていってブランド強化だって可能です。

モールに出していて売上は上がってきてはいるが、なんだか常にジリ貧です。って話もよく聞きますので。うーん、難しい。

まとめ

D2Cが流行っている昨今、自社ドメインのECサイトを持ちたいという企業様は多いのではないかと思います。

コストの安さゆえの利益率の高さから、はじめたい!と考えてしまいがちですが、

一度立ち止まって考えてほしいのが、今の段階で認知度があるのかということ。

ブランド認知の成長の場として、ECモールをまずは活用するというのもEC事業成長の一つの方法かなと思っています。

こんな話をしましたが、弊社は構築サポート費0円でshopifyサイトをお作りします!

是非、ご確認ください!!

「shopifyではじめる はじめてEC」https://www.apro-soken.co.jp/hajimete-ec/shopify/

それでは、次回またお会いしましょう。

じゃん!けん!!ぽん!!!(グー)

うふふふふふ( *´艸`)

前へ

LTVを計算しろ!って言われたけど、どうするの

次へ

楽天 RPP広告について