転換率(CVR)とは?ネットショップで転換率を上げる4つの方法

こんにちは!
そろそろクリスマスですね~(*'ω'*)
この季節はイルミネーションがキラキラしてて、大人になった今でもなんだかワクワクしますよね💖
今年は自分へのご褒美に何か買おうと思って、毎日商品ページとにらめっこしてます( *´艸`)

この時期はEC業界でもクリスマス商戦で、皆さんなかなかお忙しいのではないかと思います。
そんな中、アクセスはあるけど転換率がなかなか・・というお悩みはないでしょうか。

今回はそんな「そもそも転換率って何なの!?」や「転換率を上げる4つの方法」について解説していきたいと思います!

そもそも転換率(CVR)とは?

転換率とはコンバージョンレート(Conversion Rate、CVR)とも言われ、ネットショップにおいて重要な指標の一つです。
簡単に説明すると、サイトにアクセスしたユーザーに対して、ご注文に至ったお客様の割合のことを指します。
例えば、サイトにアクセスしたユーザーが100人で、ご注文に至ったお客様が20人だとすると転換率は20%となります。

転換率の計算式は以下となります。

転換率=注文件数÷アクセスしたユーザー数

それぞれ、 商品ジャンルになどにもよって前後しますが、ECサイトの転換率は一般的に1~3%と言われています。
転換率が高いサイトはユーザーが求める情報が提供され、期待通りの行動をとってくれたことを示します。
逆に転換率が低いサイトはユーザーが求める情報が得られなかったりなど、すぐ離脱してしまう人が多い可能性があります。

転換率向上のためには、商品ページを改善したり、購買意欲を刺激する対策が必要になってきます。
次のセクションでは、転換率を上げる方法について解説していきます。

ポイント1:自社の強みをしっかり伝える

同じ商品や類似商品であれば、他の店舗で購入されてしまう場合があります。
ユーザーから見て「このショップで購入したい!」と思っていただくには、購入前の不安を払拭し、かつ自社の強みを分かりやすく説明して理解していただく必要があります。

以下が商品ページで強調すべきポイントです!

  1. 独自の特長を強調:
    商品や自社が持つ独自の特長や利点を洗い出し明確に示しましょう。
    これにより、他社との差別化ができ購入までに至る可能性が高くなると考えられます。

  2. 高品質で魅力が伝わる画像:
    商品ページには高品質で商品の魅力が伝わる写真を掲載しましょう。
    ユーザーが購入後のイメージをリアルに想像できるようになるため購買意欲が高まります。

  3. 顧客の声や評価を表示:
    前向きな顧客のレビューや評価を商品ページに掲載しましょう。
    他の顧客の実際の使用感や体験談が転換率向上に貢献します。
    逆に、不満や課題に対する改善策も示すことで透明性も生まれます。

  4. 迅速な配送と返品ポリシー:
    配送日数や返品ポリシーをはっきりと示し、安心感を与えましょう。
    迅速な配送や柔軟な返品条件は、顧客にとって購買の障壁を下げる要因となります。

自社の強みを商品ページに分かりやすく記載することで、ユーザーが興味を持ち購入に至る可能性が高くなり、転換率の向上が期待できます!

ポイント2:今すぐに買わないといけない理由を作る

今買う理由を作ることで即時の購入を促進しやすくなります。
例えば「今すぐじゃないけど欲しいな~」などあまり購入意欲が高くないユーザーに関しては、商品ページを見たとしても「他も見てみよう」などの理由で、離脱されてしまうことも多くあります。
このような状況を防ぐためには「今買う理由」を示すことが必要です!

具体例としては以下となります。

  1. 期間限定のオファー
    割引・クーポン・ポイント・おまけなどを提示し今買うことに対してのメリットを訴求

  2. 品薄感
    限定〇個!など、売切れ後はすぐに購入することのできない理由で訴求

  3. イベント時の到着のタイミング
    クリスマスやお歳暮など、今買うと期日までに届くことを訴求
    など

上記をうまく使い分けて、今買う理由付けをしましょう!

ポイント3:リピーターの対策を行う

転換率向上において、新規顧客の獲得だけでなく、リピーターを増やすことも重要です。
既存顧客が継続して購入に至るということは、利益率に貢献します。
どうゆうことかというと、新規顧客については広告やキャンペーンなどを行うので利益が安定しません。
しかし、既存顧客が沢山購入してくれる場合は、ひらすら新規顧客を集めることをしなくても安定した利益がえられます。

以下は、リピーターの対策を行う上でのポイントです。

  1.  顧客満足度の向上
    良い製品やサービスはもちろんですが、迅速な対応や丁寧なアフターサービスも重要です。
    ユーザーがより良い経験を積むことで、リピート購入の可能性が高まります。

  2. メンバーシップやポイントプログラムの導入
    購買金額に応じてポイントを貯めたり、会員特典を行うことで、リピート購入を促しやすくなります。

  3. 限定特典の提供
    リピーター向けの特別な特典やセールをすることで、リピート購入の意欲を高めることができます。
    既存顧客に対する感謝の気持ちを表すことも重要です!

  4. 顧客フィードバックの活用
    顧客の声を積極的に収集し、フィードバックに基づいてサービスや商品の向上を図りましょう。
    顧客が自分の意見が尊重されていると感じれば、リピート購入の意欲が高まります。

リピーターを大切にして、サイトに何度も戻ってきてくれるような環境を整えることで、転換率の向上に貢献します。
リピーターの確保は、単なる取引だけでなく、長期的なコミュニケーションの築き方と捉えることが成功の鍵です!

ポイント4:サイトの最適化を追求する

転換率向上の鍵となる要素の一つは、ウェブサイト自体の最適化です。
ユーザーがサイト上でスムーズな体験をすることは、購買意欲を高め、転換率を向上させる効果があります。
以下は、サイトの最適化を追求する際のポイントです。

  1. ユーザーフレンドリーなデザイン
    シンプルで分かりやすいデザインが重要です。
    視認性の高いフォントや適切な色彩、直感的なナビゲーションを実現し、ユーザーが求める情報や商品にストレスなくアクセスできるようにしましょう。

  2. レスポンシブデザインの採用
    スマホからのアクセスが増える現代においては、レスポンシブデザインが欠かせません。
    異なるデバイスからでもサイトが適切に表示され、利用しやすい状態を保つことが転換率向上に貢献します。
  3. ページ読み込み速度の向上
    遅いページ読み込みはユーザーの不満を招き、離脱の原因となります。
    画像の最適化や不要なコードの削除など、ページの読み込み速度を最適化することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。

  4. ABテストの実施
    サイトの改善策を検証するためにABテストを活用しましょう。
    異なるデザインやコンテンツのバリエーションを比較し、最適な組み合わせを見つけ出すことが可能です。

サイトの最適化は、転換率向上において不可欠な要素です。
ユーザーが快適にサイトを利用できる環境を整え、購入に至るまでの行動をスムーズにすることで、転換率を向上させることができます。

まとめ

今回は転換率について解説しました。

「はじめてEC」では、転換率についてなどECサイトのイロハについて定期的なセミナーで解説してます。
今からShopifyを始める方、すでに開店して一緒に相談しながら運営したい方、構築から運営までぜひご相談ください。
お待ちしております!

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