今更聞けないECサイトとネットショップの違いは?

こんにちは!こんばんは!

アプロ総研の謝です!!!!

YouTuberっぽく挨拶してみました。

台湾人にとっては寒さの限界に近づいている今年の冬ですが、やっと少しずつ気温が上がって過ごしやすい日も増えてきましたね。

 

さてタイトルにもある通り、皆さんは「ECサイト」と「ネットショップ」の違いがわかりますか?

突然聞かれてもうまく説明できないかもしれません。

似たような2つの言葉。なんとなく使っていませんか?

 

今回は、この「ECサイト」と「ネットショップ」の違いについて、少し掘り下げてみたいと思います。

ECサイトとネットショップの違い

では、ECサイトとネットショップは一体何が違うのでしょうか。

結論から言うと、ECサイトとネットショップは同じです。

どちらも「インターネットの取引を通じて商品を購入できるお店のことです。

他にはオンラインショップ、ネット通販、ECモール・・・似たような言葉が多いですが、どれも同じ意味です。

 

では、なぜ「ECサイト」と「ネットショップ」という呼び方に分かれているのでしょうか。

その理由は、「作る側」と「使う側」の立場によって呼び方が違うからです。

 

 

WEBサイトの制作者や運営側が、他のサイトと区別するため「ECサイト」という呼び方をすることが多く、他には実店舗と区別するためECサイトという呼び方をするパターンもあります。

余談ですが、筆者は昔接客業をした経験がありますが、たまに店舗受取の荷物に「EC」と書かれることがあって意味が分からず困惑していました・・・笑

 

と、こういうこともあるので、「ECサイト」という言葉は意外と業界以外の方の認知度が低いかもしれないですね。

 ECサイトとネットショップは使い分けた方がいいの?

結局ECサイトもネットショップも同じ意味ならどっち使ってもよくない?

と思っているそこのあなた!!それは違いますよ!!

 

前述の通り、「ECサイト」は主に制作側や運営側の呼び方で、一般の方には浸透していない可能性があるので、ユーザー向けのコンテンツでECサイトという言葉を使うと、困惑される可能性があるので、「ネットショップ」や「オンラインショップ」等、一般ユーザーもなじみやすい言葉に統一する方が親切ですね。

 

ちなみに、「ネットショップ」と「オンラインショップ」の違いについて、私もつい最近まで知らなかったのですが・・・

 

基本的にどちらも同じ意味ですが、微妙に言葉のニュアンスが違うらしいです!

ニュアンスってなんでしょうね・・・台湾人には難しすぎる日本語です。

 

「ネットショップ」はいわば「インターネット上のショップ」であることが単直に伝わりやすく、「ネット」はインターネットの略というのはほとんどの方に浸透しているので、より多くのユーザーに理解してもらいやすいそうです。

 

一方で、「オンラインショップ」は「実店舗(オフライン)に対して」の「オンライン」で、比較的に新しい言葉なので、「ネット」と比べて多少認知度の差はあるかもしれません。近年は「オンライン研修」「オンライン英会話」「オンライン診療」といった新しいサービスで使われることが多いです。

 

発信するターゲットに向けて、ショップのイメージやブランディングに合わせて使い分けるといいかもしれません。

そもそもECとは

ECサイトとネットショップの違いは大まか理解できました。

では、そもそも「ECサイト」とは何でしょうか。

ここでもう一度おさらいしておきましょう。

ECは何の略

知っている方が多いかと思いますが、

EC」は「Electronic CommerceEコマース)」の頭文字をとった略語で、日本語では「電子商取引」といいます。

 

WEBサイト」と「ECサイト」も混同されがちですが、厳密にいうと、WEBサイトの中で、電子商取引の機能が備われているサイトを「ECサイト」と言います。

そのため、「ECサイト」は「WEBサイト」の一種という言い方の方が正しいです。(私もEC業界に入るまで知らなかったです・・・汗)

モールとカート

こちらもECサイトにおいて大事な概念のひとつですが、

お店を出すプラットフォームのことですね。

他の記事でも説明があったように、ECサイトを開設する際に非常に重要なのは「どこに」お店を出すかです。

 

実店舗にも、百貨店やショッピングモールに出店しているお店と、独立の路面店等がありますよね。

それと同じで、ECでは「モール」と「カート」という言い方をします。

 

「モール」とは複数のショップを集めたECサイトのことで、中でも日本で有名なのは楽天、Amazon、ヤフーショッピングです。

店舗数も多ければ、販売される商品も多種多様で、個人店から大手企業まで同じプラットフォームに出店しているのが特徴です。

メリットとしては、モール独自のイベントやポイント目当てで買い物するお客様が多いので、集客が比較的簡単でコンバージョン率も高い点です。

その反面、販売手数料が割高なのと、サイトデザインの自由度が低い点が挙げられます。

 

一方で「カート」とは、モールに属さない独自のECサイトをつくるプラットフォームのことで、よく聞くのは「ECforce」「ECCube」「Futureshop」「Shopify」等が挙げられます。

 

カートのメリットとしてはデザインの自由度が高いので、ブランドの世界観にこだわりたい場合はカートで構築することが多いです。

あとは、モールのように販促のルールや規制がないので、自店の販促計画に合わせて柔軟にキャンペーンを打ち出したりできるのもメリットのひとつです。

デメリットは集客が難しいので、自力でSEOSNS等の集客対策をしなければなりません。ここはノウハウがないとなかなか苦戦する部分なので、ECサイトを手軽に始めたい人は、モールの方が始めやすいといえます。

カートの種類

ECカートについてもう少し掘り下げてみると、構築方法や費用によって大きく「ASPSaaS型」「パッケージ」「フルスクラッチ型」と3種類に分けられます。

 

ASPSaaS型」はクラウド上でEC構築できるカートサービスのことで、ECサイトの構築に必要な機能やベースが備わっており、WEB知識が無くても比較的簡単な操作でECサイトの構築ができるのがメリットです。デザインの自由度は他より低くなりますが、初期費用が抑えられ、月額無料のものもありので比較的手軽にECサイトを始めることができます。

「パッケージ型」はECの必要な機能が備わっているパッケージソフトのことで、必要に応じてデザインを変えたり、機能をカスタマイズした利できます。ただ、ASPSaaS型に比べてプログラミング専門知識が必要になります。

「フルスクラッチ型」はゼロからサイトを開発する意味で、ECカート自体をオリジナルでつくるので、カートの自由度が最も高いですが手間やコストも一番かかります。

 

カートの種類については、また次の機会に詳しくご紹介できればと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ECサイト」と「ネットショップ」の違いについて解説してみました。

基本的にはどれも意味は通じますが、EC担当者として「どの場面で使うか」「誰に向けて発信するか」によって言葉選びが重要になってきますね。

 

アプロ総研では、ECカートとECモールの運営代行、両方承っております。受注代行や初期構築、EC事業のコンサルティング等、幅広いご要望に対応しております。

 

お困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう!

 

バイバイ!!

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