楽天でランクインしよう!

みなさんこんにちは。おゆかです。

今日も私の知識を深める場にお付き合いいただきありがとうございます。

 

昨日、楽天で注文した大量のマスクが家に届きました。

もう4、5回は同じお店でマスクを買っています。カラーバリエーション豊富なのにとってもリーズナブルでお気に入りです。

「そういえばなんでこのお店のマスクを買うようになったんだろう」とふと思ったんです。

 

理由は簡単。ランキング上位で安かったからでした。

 

楽天だけでなく、色んなお店で買い物をするときランキングを参考にする方も多いのではないでしょうか。

今回は私もよく参考にする「楽天ランキング」をテーマにつらつらと書いていこうと思います

楽天ランキングとは

ランキングの仕組み

「楽天ランキング」とは、言葉の通り楽天市場のランキングデータです。

 

「ランキング」って聞くと皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?

やはり「1番売れているもの」でしょうか。私もそう思います。

 

ですが、楽天ランキングは売上金額のみで決まるわけではないのです!

売上金額以外に「販売件数」「購入者数」などのデータを元に算出されます。

ですが、ここに楽天独自のロジックがあるようなので上記3点の合計値というわけでもありません。真相は分からないのですが「前の期間からの伸び率」は大きく関係しているようです。

 

ランキングの種類

楽天ランキングって実は色んな種類があるんですよ。知ってました?

私はこの会社に入る前からギリ知ってました。(でもほとんど意識したことはない)

  • 月間ランキング
  • 週間ランキング
  • デイリーランキング
  • リアルタイムランキング

この4つはそれぞれの期間で前述した内容で集計されてランキングが掲載されます。

リアルタイムランキングだけ少し特殊です。リアルタイムランキングは15分毎の「販売件数」だけが集計されています。

計測の時間も短く、売上金額が絡まないので単価の低い商品や小規模な店舗もランキング入りしやすくなると思います。

ランキング受賞をアピールする理由

実際にランキングを見ているとサムネイルにランキングのエンブレムや「1位獲得」の文言が目立ちます。

みんな何でそんなにアピールするのでしょうか。

答えは簡単。

「ランキング情報を掲載した方が買ってくれるから」

想像してみてください。

Aさんは折り畳み傘を買おうと思っています。楽天市場で商品を探していたところ、気になる商品が2つありました

  • 同じ価格
  • 似たような色と形
  • 機能性もほぼ同じ

ほとんどスペックが一緒の折り畳み傘。けれど1点だけ違うところが。

それはランキング掲載の有無。

この状況であえてランキングに載ってない方を買う人は物好きさんか世界を斜に構えているタイプの人だと思います。

やっぱりランキングにのってるかどうかって購入者の背中を一押しする意味があると思うんです。サムネイルに「1位」のエンブレムがあるだけで目が引かれる人も多いし、説得力が出ますよね。

だから多くの店舗は1位を獲得したことをアピールするんです。

1位を目指すために

さて、「集客のために1位をとるぞ!」と意気込んでみたは良いものの、実際何をすれば良いのでしょうか。

 

入口商品の準備

入口商品とはメインで売りたい商品に誘導するための商品です。

楽天ランキングは売上金額だけで計算されるわけではありません。つまり沢山の人に購入してもらう必要があります。

特にメインの商品が高額だったりニッチな商材だったりするとランキングを取りにくくなります。そこで大事になってくるのが入口商品です。

 

カテゴリの設定

楽天ランキングはカテゴリ毎に集計されるのでこれはマストです!

大カテゴリの中にそれを細分化した小カテゴリがあるので、商品に一番適しているカテゴリを選択しましょう。

どこかでネットで小耳に挟んだお話ですが、海外の本を「書籍」と登録していたものを「インテリア」として販売したらとてもよく売れるようになったと聞いたことがあります。

曖昧な存在しない記憶かもしれないので「そんなこともあったのかもしれない」程度に聞いてくださいね。

何を言いたいかというと、それほどカテゴリの見極めは大事という事です(?)

楽天の商品登録では全商品ディレクトリID・がカテゴリにあたります。

ディレクトリIDだけではなく、タグIDの設置も大切ですのでお忘れなく!

 

イベント活用

スーパーSALEやお買い物マラソンのタイミングを狙いましょう!

イベント時、特にスーパーSALEは楽天市場全体でもアクセス数が普段の3倍になります。モール全体の集客状況が良い中を狙えば普段より多い注文を期待できます。購入者数を短時間で集中させることが出来ればリアルタイムランキングに掲載されやすくなります。

 

その他の対策

他にもクーポンやポイントアップ・メールマガジンを活用する方法があります。

先述したイベント活用。競合他社も同じようにイベントのタイミングを狙ってくるところが多いと思います。

競合他社と差をつけるためにクーポンやポイントアップが有効になります。

例えば、5日21:00〜23:00限定で使用できるクーポンを配布すればその2時間で注文を集中させることができます。

ポイントアップも同様ですね。時間限定やイベント期間限定でポイント10倍にするのも一つの手だと思います。

そして、それらの施策をユーザーに認知させるために事前にメールマガジンを配信予約しておくことがより重要となります。

ランキング受賞を掲載するときの注意点

色んな努力をして「ランキング1位」を獲得できた!これで安心!・・・ではありません!

ランキング掲載についても楽天内で規約・ガイドラインがあります。ランキングを獲得したら必ずこちらを確認しましょう。

 

必須項目

楽天ランキングにはガイドラインが定められており、ランクイン実績を表示する場合には、必須記載事項を全て表示する必要があります。

必須事項は以下です

  • 対象ジャンル
  • 絞り込み条件
  • 順位
  • 集計・更新日
  • ランキングタイトル

最後の「ランキングタイトル」が分かりにくいので補足します。

「ランキングタイトル」とは「月間・週間・デイリー・リアルタイム」のどのランキングの実績なのかを明記する必要があります。

また、「楽天ランキング」へのランクイン実績である旨も明示しなければなりません。

 

楽天ランキングでは画面キャプチャの利用が条件付きで許可されており、画面キャプチャによって上記必須記載事項の代用とすることが可能です。

画面キャプチャだけでは必要記載事項が不足している場合には、当該画面キャプチャの掲載場所付近の分かりやすい箇所に、不足している情報を記載し表示が必要です。

他にも「○週連続ランクイン!」等、連続ランクインの事実を記載する場合には、対象期間の記載が必須となっております。

 

禁止事項

ランキング掲載において禁止事項もあります。こちらも念のためご紹介します。

  • 楽天ランキングのガイドラインに違反すること
  • ランクイン実績について、事実と反する表示をすること
  • 架空の注文をおこなう等、不正な方法でランキング結果を操作しようとすること
  • 出店ページ上にランクイン実績をうたっているにもかかわらず、楽天ランキングのガイドラインに定める必須記載事項を明記しないこと
  • 他店舗や他商品のランクイン実績を流用して掲載すること(同一企業による複数出店の場合でも、原則として店舗単位で表示しないといけません。)

最後に

ランキングを獲得するのはとても大変ですが、獲得できるととても効果的なアピールポイントになります。

出来る事をコツコツしっかりと実践してランキング獲得を目指しましょう!

そして獲得したランキングを上手に活用して売上を伸ばしていきましょう“٩(ᐛ )و,,

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