MySmartStore(マイスマートストア)とは

こんにちは。株式会社アプロ総研代表取締役の李重雄です。

 

2022年10月からサービス開始したMySmartStore(マイスマートストア)をご存じでしょうか

EC業界の人もまだ知らない人が多いと思います。自称アーリーアダプターである李重雄が説明させて頂きます。

 

MySmartStore(マイスマートストア)とは

一言で言うと、LINEで購入する事が出来るECサイトになります。2023年春に本格サービス開始になるみたいです。

 

サイトはこちらになります。

https://mysmartstore.jp/

MySmartStore(マイスマートストア)とは

利用規約を確認すると運営会社はLINE株式会社でなく、NAVER Corporationとなっています。

日本に本社があるLINE株式会社でなく、韓国に本社があるNAVER Corporationが韓国版サービスをローカライズ(韓国版を日本版にカスタマイズ)した事になっています。

日本にあるLINE株式会社はMySmartStore(マイスマートストア)の営業やマーケティング等の事業運営を担うとなっています。本格サービス開始は2023年春となっています。

 

ちょっとIT界隈に詳しい人だと上記って色々と大人の事情を勘ぐりますよね。

2019年にLINEとYahoo!と統合したZホールディングス株式会社があります。Zホールディングス株式会社の配下にはYahoo!ショッピング、PAYPAYモールなどECモールがあります。

 

新しいECモールMySmartStore(マイスマートストア)がオープンする事には、色々と事情があると思います。李重雄も詳しい事情はわかっていませんが、情報が入り次第報告させて頂きます。

 

Zホールディングス株式会社でLINEとYahoo!が仲が悪いとか思いたい人が大半だと思います(笑)多分、仲が悪い事とか良いとかは関係ないと思います。

李重雄の勝手な推測ですが、日本の市場という観点で見てないと思っています。日本だけでなく世界のECシェアを獲得する為の戦略だと思います。世界No1シェアであるAmazonに対抗していると思っています。


世界のECシェアを見た場合ですが、日本でNo1である楽天市場も世界シェアの観点で見た場合はとても小さいです。楽天グループは楽天モバイルの苦戦で今後の動向も注目ですが。

楽天の話をすると、優良配送の件とか色々と話をしたいです。それは別の機会に話す事にします。もし興味がある人はこっそりメッセージください(笑)

 

MySmartStore(マイスマートストア)の話に戻ります。MySmartStore(マイスマートストア)の発表があったのは2022年10月と言いました。2022年10月12日にZホールディングス株式会社ではYahoo!ショッピングとPayPayモールが統合しています。二つのモールが一つになっています。MySmartStore(マイスマートストア)は同じタイミングで発表されているので、偶然では無いと思っています。

 

世界でNO1になる為に、Yahoo!ショッピングが日本NO1になって世界に出る戦略と、韓国でシェアNo1であるMySmartStore(マイスマートストア)が日本でもシェアを取りに来た戦略で意味合いが少し異なると思います。

 

韓国では、「NAVER SmartStore」内の2020年の取引額が17兆ウォン、2021年上半期の取引額が前年比46%増に成長、店舗数も約47万店舗と、2021年9月現在韓国EC市場で最も多くのシェアを占めている、評価の高いネットショップ作成サービスです。(LINE株式会社公式ページより)

 

LINE株式会社の記事を見てもわかると思いますが、47万店舗もショップがあります。これめっちゃ多いです。ざっくり楽天の10倍くらいです。

これだけ店舗数が多いと法人の店舗だけでなく、個人店舗も多いと想定できます。Yahoo!ショッピングもピーク時は30万店舗近い出店店舗がありました。

 

2013年10月に孫正義さんが出店手数料無料にすると発表して、業界がざわつきました。この発表も10月ですね。孫正義さんは10月に発表する事がスキなんでしょうか。たまたまだと思いますが(笑)

 

Yahoo!ショッピングは出店無料にして出店ラッシュがありました。アプロ総研が創業したのは2012年です。1年後にYahoo!ショッピングの構築案件がとても多かったので記憶しています。

 

2013年にYahoo!ショッピングの出店無料と発表して、その10年後の2023年春にMySmartStore(マイスマートストア)が始まります。この10年間でYahoo!ショッピングでのノウハウが沢山あります。10年前と同じようなミスがあった場合は、Zホールディングス株式会社内で仲が悪いと思ってください。経験ノウハウが共有され、安定稼働した場合は仲が良かったと思ってください(笑)どうしても仲が悪いって言いたい人の為に書きました。

 

MySmartStore(マイスマートストア)は出店すべきか?

李重雄の独断と偏見ですが、MySmartStore(マイスマートストア)は出店すべきです。その理由は、2023年3月まで手数料無料キャンペーンをやっているからです。MySmartStore(マイスマートストア)の月額費用は無料で販売手数料 2.5%、決済手数料 3.5%がざっくり必要になる料金です。

販売手数料がキャンペーンで無料になっているので、今がお得です。

 

但し、バックオフィス連携などシステム部分は未知数です。バックオフィスの調査だけはしっかり行ってください。売上が上がっても、配送する仕組みがないなどトラブルになる事があります。

また、MySmartStore(マイスマートストア)に出店する時に審査があります。誰でも出店できる状態ではないので、ご注意ください。

 

shopify(ショッピファイ) VS MySmartStore(マイスマートストア)になるのか?

これも李重雄の独断と偏見ですが、なりません。共存していく事になります。東京と大阪にお店を出店する時に「東京 VS 大阪」って考えますか。考えませんよね。

あ、李重雄は生粋の大阪人です。少し東京にライバル意識はあります(笑)

 

売上アップを考えている場合に店舗数を増やす事は選択肢の一つだと思います。社員のリソース問題、バックオフィスの連携など考慮する事はありますが、shopify(ショッピファイ)もMySmartStore(マイスマートストア)も出店するのが吉だと思います。

 

shopify(ショッピファイ)でサイト出店する時はアプロ総研が誇る「はじめてEC」サービスがあります。今は初回サイト構築費用が無料になっています。月々の費用だけでECサイトが持てます。また月2回のオンライン勉強会では、李重雄に直接相談する事も出来ます。

 

ネットショップを初めてみたいと悩んで、この記事を見てくれた貴殿へ特別サービスもあります。李重雄への無料相談も出来ますので、気軽にお問合せください。

 

李重雄の講演相談は気軽にお問い合わせください。EC業界に2007年から携わっています。EC業界の話なら得意です♪こちらも連絡お待ちしております。

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