楽天市場とYahoo!ショッピングの比較をします

こんにちは!しんちゃんです。ご無沙汰しております。

すっかり暖かくなりました、春ですね~。春はいいですね~。もう少し暑くなったら虫におびえないといけなくなるのでさらっと上着を羽織ってちょうどいい今の季節が本当に過ごしやすいです。今年はコロナも落ち着いてきましたし、お花見が復活する企業様もあるのではないでしょうか(^^♪

さて、今回は楽天市場とYahoo!ショッピングをいろんな見方で比較していきたいと思います。私たちアプロ総研は、企業様のECサイトをお預かりして運営のお手伝いをしているので、どうしても消費者目線というよりは、出店者目線でのお話にはなりますが、ご了承くださいませm(_ _)m

では、スタート!

楽天市場の概要

まずは楽天市場の簡単な概要から説明したいと思います。

楽天市場は、日本のECモールにおいてNo.1の流通総額を誇る、ビッグモールです。

流通総額は約5兆円!(2021年)そして出店店舗数は約5万店舗、取り扱い商品点数は3億品を超えます。楽天の歴史はとても古く、1997年にスタートし2022年5月には25周年を迎えました。

楽天IDを持つ会員数は、1億3000万人を超えその高い集客力も強みです。

そして楽天といえば、ポイントです。楽天グループのサービスを組み合わせることで付与率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)や楽天スーパーSALE、お買い物マラソンなどのイベントでの買い回りでのポイント付与などが消費者にとって大きなメリットとなり、お買い物するなら楽天というユーザーも多いでしょう。私も楽天ユーザーですが、楽天スーパーSALEのときはポイントをたくさん得られるように買い回りに全力です!ばっちり囲い込まれています!

Yahoo!ショッピングの概要

続いてYahoo!ショッピングですが、こちらも楽天と同じく国内流通総額No.3の大手ショッピングモールです。

流通総額は約1.3兆円(2021年)出店店舗数は楽天をはるかに上回る約87店舗になっています。

Yahoo!ショッピング・Yahoo!オークションがスタートしたのは1999年で楽天と同じくEC黎明期に立ち上げられた歴史の深いショッピングモールです。

2010年にはTポイントと連携し、こちらも楽天と同じくポイントを強化しました。現在では、Tポイントの付与は廃止されて、好調の決済サービスPayPayのPayPayポイントになりましたね。

そしてYahoo!ショッピングといえば、やはり「Eコマース革命」です。Yahoo!ショッピングは2013年に、「無料」と「自由」の2軸をコンセプトに、初期費用無料・月額固定費無料・売上ロイヤリティ無料、と誰でも気軽にYahoo!ショッピングで出店できる環境を作りました。また、「自由」というコンセプトについては、楽天市場では禁止されているような事項が認められるようになりました。

それは、外部リンクを貼ってOK、自社サイトへの送客OK、そして顧客のメールアドレスの保有も認めらるようになりました。本来は自店で購入があったとしても、あくまでモールのユーザーとして捉えられるので、モールで獲得したユーザーを自社サイトへの送客へ促せるというのは、とても魅力的で画期的でした。

このEコマース革命で、Yahoo!ショッピングは大きく出店店舗数を伸ばし、2022年時点で87万店舗。楽天市場と比較しても10倍以上のマンモスショッピングモールになりました。

楽天市場とYahoo!ショッピング比較

楽天市場、Yahoo!ショッピングともに成長著しい大手モールではありますが、楽天市場と比較したときに店舗数に大きく違いがあるにも関わらず、流通総額にも大きな差があります。

Yahoo!ショッピングは大きく出店店舗数を伸ばせはしましたが、その気軽に出店できるという特性のせいか、幽霊店舗が多くあるのが実情です。そして同時に店舗ごとのクオリティの担保も難しくなりました。実際に稼働している店舗は87万ある店舗中の16万店舗と言われています。

そこでYahoo!ショッピングは上位店舗だけを集めたYahoo!ショッピングの上位互換モールである「PayPayモール」を2019年にローンチしましたが、ユーザーにとっては逆にわかりにくいと判断され、2022年にはYahoo!ショッピングと統合する結果となりました。

楽天市場は各種楽天サービスを併用させることでポイントアップする仕組みのSPU(スーパーポイントアッププログラム)の囲い込み戦略と広く認知された定期的なイベントとメディア露出の強い集客力がYahoo!ショッピングとの差を生んでいるのかもしれません。

今後Yahoo!ショッピングはpaypayポイントでの囲い込みがどのくらいできるかですね。

さて、楽天市場とYahoo!ショッピングの比較ですが、どちらに出店しようか悩んでいる企業様も多いのではないでしょうか。前述したように、Yahoo!ショッピングは店舗を出すだけであれば、無料で運営することが可能です。

では、楽天市場はどの程度のイニシャル・ランニングコストがかかるのでしょうか。Yahoo!ショッピングと比較してみていきます。

【初期費用】

(楽天)60,000円 /(Yahoo)0円

【月額固定費】

(楽天)19,500円・50,000円・100,000円※プランにより変動 /(Yahoo)無料

【売上ロイヤリティ】

(楽天)売上金額&客単価から計算された料率 /(Yahoo)無料

さらにそこに、先ほどのEコマース革命のところでお話した、外部リンクを貼ってOK、自社サイトへの送客OK、顧客のメールアドレスの保有OKについては、楽天市場ではすべて禁止されています。

ここの費用感や自由度だけでみると、Yahoo!ショッピングへの出店の方がリスクが少なく感じるかもしれません。ですが、出店しているだけで売上がたつことは絶対にありえません。とりあえずテスト的に出店してみようとYahoo!ショッピングに出店ももちろん良いと思うのですが、あまり動かないうちに売上が上がらないと判断し、撤退や放置ということもよく耳に入る内容です。実績にも表れているとおり、流通額が多いのは楽天市場です。ECモールに出店の際は、そのあたりを意識してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。かなり簡単な内容ではありましたが、出店や運営目線での楽天市場とYahoo!ショッピングを比較しました。これからECモールに出店を考えている方にとって、少しでも参考になれれば幸いです!!

楽天市場もYahoo!ショッピングも、どちらも競合店舗が何万店舗もあり競争がきびしいため、初動は特に販促費もかかるので、どこで損益分岐点を迎えられるか、計画をもって運営していきましょう!

アプロ総研では、楽天市場の出店やサイトの更新作業、また売上アップの戦略についてもご相談いただけます。

楽天市場における日々の注文処理の代行も行っていますので、ぜひお気軽にお問合せください(^^♪

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